倉庫96:駿東湘南ES虱潰しツアー

  今回も、サクッとした小さな旅です。単行本『全国駅そば名店100選』の出版が無事に済み、少し精神的に余裕が生まれましたので、日帰りで未食駅そば潰しの旅に出てきました。
  まずは、戸塚駅「濱そば」のたぬきそばから。神奈川県内には、未食店が結構たくさんあるんです。今後、ちょっと集中的に潰そうかなと思っています。NRE店ですのでね、味は特段印象に残らない普通なものでした。
  静岡県に入って、三島駅「爽亭」のたぬきそば。かつては店名のない駅そば店(便宜上、看板記載の「生そば処」を店名と解釈していた)だったのですが、近年リニューアルされました。業者は変わっていません。JTSです。
  たぬきそばに関してはまぁ普通でしたが、この店はいろいろと特徴があります。まず、JTSつながりということで、名古屋駅「住よし」で使っているきしめんを扱っています。つゆが違いますのでね、名古屋駅と同じ味ということではないのですが。加えて、茶そばなど静岡らしいメニューもあります。何度か行きたくなりますね。ただ、ネギが白なのが気に入りません。ネギの境界を探訪している身としては、三島は青で統一してほしいです。
  神奈川県に戻って、鴨宮駅近くのこちらの店に寄ってみましたが、残念ながら定休。こういうの、調べないで行っちゃう方なんですよね。思いついてパッと出てしまうクチなので。
  外観が可愛い(一応、新幹線を模しているようです)ので、ぜひ早めに実食したいと思います。
  こちらは、茅ヶ崎駅前の「生そば箱根」。小田急沿線などに広く点在するチェーン店ですが、ここだけ店名が微妙に違います。このチェーンでは近年メニューも値段も店名も統一化が図られていて、「生そば箱根」店舗も茅ヶ崎を覗いて「箱根そば」に変わりました。ここだけが、旧店名のままで頑張っているんですね。この店舗だけ実運営会社が異なるので、その影響もあるのでしょうか。できれば、このままでずっと続いてほしいところです。
  藤沢駅地下の「新月」で、たぬきそば。ここは、昭和ノスタルジックな世界で、なかなか私好みの雰囲気でした。こういう店、少なくなりましたね。業界の将来を考えるといろいろと変革しなければならない部分もあると思いますが、こういう頑固一徹な店も多少は存続してほしいです。
  味は、まぁ普通。値段が安い(たぬき270円)のが最大の魅力です。
  大船駅では、「oh!plaza」1階の「味奈登庵」に寄ります。神奈川限定のローカルチェーンにして、指折りの名店です。量が多いし、美味いし、まぁまぁ安い。かけそばは300円です。写真は、「2種の桜海老かき揚げ丼セット」750円。「高っ!」と思った方もいるかもしれませんが、麺も丼もフルサイズなので、むしろ安いですよ。
  続いて立ち寄った東戸塚駅では「いろり庵きらく」を発見するも、どういうわけかパスしました。東海道本線沿いだから今後いくらでも寄れるだろうと思ったのだと思いますが、結果的に改札内からでも食べられる(つまり、いつでも食べに行ける)港南台「いろり庵きらく」に寄っているわけで、今にして思えば「こちらで食べておけばよかったな」と。
  というわけで、最後の一杯は港南台「いろり庵きらく」のたぬきそばです。今日1日で5杯の駅そばを食べた(しかもうち1軒はセットメニュー)わけで、さすがにお腹がいっぱいです。いや〜、よくこれだけ食べられたもんだ。ポリシーに則って、つゆまで完飲していますのでね。
  写真で見ると、ここのそばが一番色気がないですね。味は特段悪くないのですが、見た目の工夫があるともっと印象がよくなるのではないかなと感じました。

戻ります。