倉庫91:風雲告急広島再取材ツアー

  今回も、空の旅です。成田発広島行きの、スプリングジャパン。東京から出かけるとき、よく広島が「境界」になるといいます。飛行機で行くか、新幹線で行くかの境界ですね。広島より近いところなら、新幹線の方が早い。広島以遠だと飛行機の方が早いというわけです。しかし私の場合には、早さよりも安さの方が大事なわけで。広島だと圧倒的に飛行機になります。私の場合、境界は岡山あたりでしょうかね。ただし、飛行機と新幹線の比較ではなく、飛行機と夜行バスの比較になりますが。
  広島空港に到着、ロビーには、大きなクリスマスツリーが鎮座していました。そう、今日はクリスマスイブなのです。世間はお祭りムードですが、私は仕事なのです。
  広島空港は、市街地からだいぶ離れたところにあります。車だとそう不便でもないのですが、公共交通機関を利用となると、ちょっと不便な立地です。広島駅行きのリムジンバスも出ていますが、値段的に高いので、路線バスで白市駅に出て、JR山陽本線で広島へ。これが一番安いルートでしょう。
  今日広島へやって来た理由が、これ。広島駅ホームにあった駅そば「広島駅弁当」が、11月1日付で閉店してしまったわけです。11月1日の時点で情報をキャッチしていればこんなに慌てる必要はなかったし、前回の「意地の九四再取材ツアー」と一緒に回ることもできたのですが、校正作業中に判明するというたいへん残念な結果になりまして。このネオン管がもう見られなくなると思うと、寂しい限りです。
  代わりに、新たに設置された跨線橋上に、広島駅弁当が運営する「驛麺家」がオープンしました。同じ業者の店ということで、何もわざわざ現地訪問しなくてもよかったのではないかとの声もあると思いますが、いやいや、場所が変わると厨房設備も変わったりして、メニューや内容にも大きな影響を及ぼすものなのです。再訪して、食べてみないと納得できないのです。
  というわけで、天ぷらそばを。広島名物わらじ天、昔のまんまですね。変わった点と言えば、盆くらいでしょうかね。ホーム時代には盆などという洒落たものは使っていなかったので。
  一方、名物の広島カープ応援メニュー・赤うどんは、劇的に変わっていました。量を少なくして、卵を味玉から普通の茹で卵に変えて、値下げしていました。もっとも、この変化は店舗移動と同時ではなさそうですが。移転の少し前からこの赤うどんが提供されていたようです。確かに、値段を安くした方が馴染みやすそうですね。410円なら、少なくともカープファンなら抵抗なく出せる金額でしょう。天ぷらそば370円と40円しか差がないので。
  これで仕事は終わりなのですが、せっかく広島まで飛んできましたので、ついでにもう少し探訪しましょう。というわけで、未食店の心当たりがある向洋へ。駅のすぐ近くにある未食店へ向かおうとしたのですが、駅構内の「向洋うどん売店」が「驛うどん・そば」としてリニューアルされていたので、こちらで食べていくことに。
  写真ではきつねそばのように見えるかもしれませんが、実はこれ、天ぷらそばです。広島駅「驛麺家」と同じ広島駅弁当の駅そばなのですが、こちらでは天ぷらの上からつゆをかけるので、このようなビジュアルになります。当然サクサク感はなく、ヘナヘナしています。同じ業者の店なのにオペレーションが違うというのは、興味深いですね。
  向洋の未食店は次回以降のお楽しみにして、徒歩でJR呉線の矢野駅へ。こちらにも、未食店があることが分かっていました。駅の外、ロータリー沿いにある「ちから」です。ほぼ広島市内にしかないローカルチェーン店ですね。広島にはこのほかに「むすびむさし」というローカルチェーンもありますが、「ちから」がお菓子とうどんがメインであるのに対して「むすびむさし」はおにぎりとうどんがメイン。微妙に性格が異なります。
  写真は、あっさりきつねそば。甘辛い味をつけていない油揚げという意味で「あっさり」なのでしょう。細く刻んであるので、関西のきざみそばに近い印象ですね。
  もうお腹がいっぱいなので、あとは帰りのフライトまで歩いて時間を潰すことにします。途中、少年野球をしばらく見学。さすが広島ですね、少年野球のユニフォームも、見事にカープレッドです。
  広島市内には、お好み焼き店がとにかく多いですね。それも、チェーン店とかではなく、家族で経営していそうなローカルな店が多いです。探訪してみたい気もしますが、私の旅はだいたいいつもお腹がいっぱいなのでねぇ。食べ物の新規探訪はなかなか難しいです。
  広島空港に戻りました。空港内には、こんなアトラクションがあります。子供が喜びそうだなと思っていたのですが、実際に楽しんでいたのはスーツ姿のサラリーマンばかりでした。
  最後に、空港内のレストランでカキフライ丼とビールを。まぁ、空港内の食堂に期待してはいけないと分かっているのですが、このカキフライ丼には少々ガッカリでした。小粒のカキフライが3つ、ごはんと千切りキャベツの上に乗っているだけ。量も少ないです。同じ値段で駅そばが2杯食べられるのですから、今後「空港メシ」探訪にはまることはまずないでしょう。

戻ります。