倉庫83:’14夏の甲子園観戦ツアー(前編)

  今回はかなりの長旅なので、幾分駆け足ですがご了承を。昼間普通に働いて、仕事が終わってから新宿へ。夕食は新宿駅東口改札外「信州そば本陣」のカニカマ天そば。天ぷらにするとカニカマだか何だか分からないですね。彩り要素はなくなってしまいます。そばとの味覚的な相性は、悪くないです。
  新宿西口から、夜行バス「シーブリーズ号」で広島へ。東京でも小雨が降っていましたが、ここ広島も雨です。傘がないと、ちょっと辛いレベルの降り方。この夜行バス、乗る時も降りるときもそうなのですが、待合所の類がないんですね。吹きさらしのバス停で乗降します。だから、雨が降ると結構しんどいです。乗っている間が快適だった(いわゆる格安バスではないので、3列独立シートです)だけに、ちょっと残念に感じました。
  広島に着いたら、まず食べたくなるのがこの「わらじ天」。1番ホームの定番駅そばで食べます。相変わらずジャンクな美味さ。しかし、この時には知る由もありませんでしたが、ここでの1杯がこの4か月後に騒動を巻き起こすことになります。詳細は、いずれまた記憶倉庫で。
  続いて、岩国駅改札内外「まつの家」で、卵とじそばを。この店、つい最近まで「味庵岩国」という名の店でしたが、変わったようです。麺類も扱っていますが、どちらかというと定食類がメインになっています。ホームの駅そばも無期限休業(子のまま閉店の可能性高し)になっていたし、駅弁業者の電撃合併もあり、山口県の「駅そば最強県伝説」が崩れかけているように感じます。
  一応「夏の甲子園観戦ツアー」なんですよ、これでも。当分甲子園球場には辿り着けませんが、バスの先頭の横断幕に、その片鱗を見せておきましょう。
  続いて途中下車したのは、防府駅。この駅には駅舎内にも駅そば「味一防府」がありますが、駅の外、イオンの1階にも「竹本家」があります。今回はこちらで山菜そばをいただいてみました。う〜む、味が薄いですね。メニュー選択を誤ったか。肉そばあたりの方がよかったかかも。メニューやタイミングによって、1杯の駅そばの印象は大きく変わります。
  下関駅の駅そばは、「味一」に生まれ変わっていました(改札外)。要するに、駅弁業者の再編によって下関駅弁当の店舗から小郡駅弁当の店舗に変わったわけですが、味は変わっていませんでした。ふく天そば(写真)も、昔のままのクオリティを保っています。フグ型のカマボコが健在だったのが嬉しいですね。このほか、もずくそば、かやくそばといった下関駅弁時代の名物メニューはすべて踏襲されています。
  しかしながら、ホームの店舗は、残念ながら復活しませんでした。自販機コーナーもホームには必要不可欠だと思いますが、「無人」というのがとにかくさびしいです。有人売店でもいいから、「ホームにいつも人がいる」という状態にしてほしいなと。たったそれだけのことで、活気の有無の印象が大きく変わってしまうので。
  この日は、大牟田市内のカプセルホテル「わらじ家別館」に宿泊します。楽天あたりで検索すると最安値でヒットする施設です。行ってみると、「廃墟か?」と不安になるような建物。いや、上階の方は綺麗なんですけどね、1・2階部分が……。夜間は照明も薄暗く、営御しているかどうかも怪しい雰囲気。でも、空いていますのでね、慣れてしまえばとても快適です。4席しかないリクライニングコーナーを、独占的に使用できます。博多あたりの高級(4000円くらいする)カプセルより、3000円切りのこちらに泊まった方が、個人的には良いです。
  翌朝の朝食は、大牟田駅改札内外の「大牟田うどん店」で丸天そば。2回目の実食となる店で、初食時にも丸天そばを食べているので別メニューにしようかとも思いましたが、諸般の事情でそうもいかず。仕事と趣味の両立は、なかなか厳しいのであります。以前に比べ、丸天がちょっと小さく、そして薄くなりました。仕入先(銘柄)が変わっていると思われます。
  大牟田駅の構内(ホーム)には、こんなハリボテがあります。これは、毎年7月に市内で行われる「大蛇山まつり」の山車を模したもの。有明高専の方たちが作ったもので、なんと可動(ロボット)式です。首を、8の字を描くように動かし、そして目が光ります。動きが単調なので長く眺めていると飽きますが、電車の待ち時間にちょっと眺めるとなかなか面白いです。
  長洲駅で下車し、25分歩いて長洲港へ。ここから、フェリーで島原半島に渡ります。島原って、陸路で行くとかなり遠く感じるのですが、実は海路が結構便利です。大牟田・長洲・熊本から船便が出ています。このうち、もっとも安く渡れるのが、長洲・多比良間を結ぶ有明フェリー・。乗船時間45分、片道440円で渡れます。長洲港・多比良港とも、鉄道駅から徒歩30分以内にあるので、バスを使わずにアクセスできるというのも魅力的。車両航送も2460円(5m未満車の場合)とリーズナブルです。
  多比良港に上陸して、まずはフェリーターミナル内のうどんコーナーでごぼう天そばをいただきます。写真ではきざみ揚げかさつま揚げのように見えるかもしれませんが、ごぼう天です。かなり濃いきつね色に揚がっていますが、決して焦げているという感じではなく、衣が独特なのでしょう。魚のすり身が入っているのかもしれません。ちなみに、上の船の写真は、ターミナルの外にあるテーブルでそばを食べながら撮ったもの。こういう景色を眺めつつそばを啜れるというのは、フェリーターミナルならではの特長でしょう。
  多比良町駅まで歩き、島原鉄道で島原へ。今日はちょうど第2日曜ということで、第2・4日曜に限り発売される「島鉄1日フリーパス」を買います。島鉄全線と島鉄バス、そして島鉄フェリーで乗り降り自由(高速バス・高速船は不可。有明フェリーも会社が違うので不可)。多比良町・島原外港間の普通運賃が560円なので、この間を往復するだけでもすでにお得。島原外港からバスとフェリーを乗り継いで天草に渡ることもできてしまうというすばらしい切符なのです。朝からフルに使えば、これ1枚で丸1日楽しめます。
  島原外港駅で降り、3分歩いて島原港へ。こちらのターミナル内にも、うどんコーナーがありました。今度は、肉そばをいただきましょう。肉は、正直に言うと期待外れのクズ肉でしたが、反面、柚子こしょうが置いてあったのが好印象。入れすぎると味が大きく変わってしまうので、写真のように、つゆに浸からないように取って、麺やつゆの味を見てから溶かす、あるいは溶かさずに麺やトッピングに少しずつつけて食べ進めるのがオススメです。なお、こちらの店には、屋外席はありません。建物の中で食べるのみです。人の少ないローカル港じゃないと、屋外席は設けにくいのでしょうね。
  島鉄、見事に単行です。カラーリングも特徴的で、いいですね。車内では、ちょっとした観光案内のアナウンスもあります。
  島原城付近から眺める雲仙普賢岳。なんだか、嫌な予感のする雲が出ていますね。
  島原外港駅から、大三東駅まで歩きました。大三東駅は海っペりにあり、ホームから有明海を望むことができます。ただの海ではなく、広大が干潟が広がっているので、他の地域ではなかなかお目にかかれない光景です。
  この日は、大村駅近くの怪しげな旅館「花まるみ」に宿泊。単純に「安いから」という理由でここにしたんですけどね、いやはや、かなり怪しげです。怪しい宿が好きな方にはオススメです。ほとんど、アパートですよ、これは。玄関先にインターホンがあり、ご主人を呼び出してチェックイン。チェックアウトは、部屋の中にカギを置いたまま、鍵をかけずにそのまま出て行ってOKというスタイル。道路に面した部分が居酒屋になっていて、宿のご主人がやっています。ちょっと飲んでみようかなとも思いましたが、疲れていたのでさっさと寝入ってしまいました。ちなみに、居酒屋メニューを部屋まで持ってきてもらうこともできます(室内にメニュー表あり)。
  朝食目当てでやって来たのは、佐世保駅の駅そば「松僖軒」。しかし、なんとなんと、閉店でした。ここが日本本土最西端の駅そばかなと思っていた(松浦鉄道沿線は未探訪なので、もっと西にもあるかもしれない)だけに、とりわけ残念。駅そばがなくなったことも残念ですが、名物駅弁の「レモンステーキ弁当」もなくなることになるわけで、なおのこと残念です。
  というわけで朝食は抜きで、西鉄福岡(天神)駅の「やりうどん」まで我慢することに。こちらのごぼう天は、スライスゴボウの単独揚げですね。衣が、フワフワ感とサクサク感を兼備している不思議なもので、なかなか美味しくいただけました。
  続いて、羽犬塚駅「筑後路の里やまご」で、かしわそばを。肉の量がだいぶ少なく見えるかもしれませんが、沈んでいるだけでそれなりに肉も入っています。ただ、この付近にはかけそばにもかしわを入れる店が結構ありますので、この内容で420円はちょっと高いかなという気がします。ごぼう天400円あたりの方がよかったか。ちなみにこの店、飲食コーナーのほかにパンなどを販売するコーナーを併設していて、こちらの方がお客さんが多く利用しているようでした。
  さらに、熊本駅でも1杯いただきます。在来線ホームにいつの間にかオープンしていた「吉祥うどん」で、かき揚げそばです。この場所は、かつて駅弁業者の「音羽家」が駅そばを営んでいた場所で、オープンというよりも「復活」のイメージが強いでしょうか。かき揚げはエビたっぷりで香ばしくてよいのですが、ちょっと半生気味でニチャニチャします。また、グリーンピースがいっぱい入っているので、好き嫌いが分かれそうな味覚です。
  熊本駅構内に、SLが入線してきました。鉄道小僧がたくさん、カメラを構えていました。私自身は、SLにはさほど愛着がないのですが、みんなが写真を撮っていると私も撮りたくなります。
  もう一杯いきましょう。肥後大津駅南口から徒歩2分、イオン大津店内のフードコートにある「弁天食堂」で、月見そばを。カマボコを2枚乗せて、卵の白身を微妙に白濁させ、見た目にきれいですね。味覚的には普通でしたが。フードコートといっても営業しているのは「弁天食堂」だけで、夕方だったこともあって利用者はほとんどなし。周囲を見ると、何も食べずに席だけを利用する高校生ばかり。先行きが若干心配になりますが、昼時には需要があるのだと信じることにしましょう。
  熊本カプセルホテルに宿泊し、迎えた8月12日。今日は、仕事をする日です。熊本交通センターから、高速バス「きりしま号」で鹿児島へ向かいます。青春18きっぷの方が圧倒的に安く行けるのですが、熊本を朝発って10時に鹿児島に着くためには、新幹線か高速バスしかありません。新幹線は値段的にシャレにならないので、バスで行くことにします。写真は、えびのPAで休憩時に。乗車時間は3時間ほどですが、休憩があるんですね。
  鹿児島中央駅「パティオ」で、豚軟骨うどん。これ、1回食べてみたかったんです。そばもあるのですが、諸般の事情でうどんを選択。沖縄のソーキそばのような感覚で、「あっさりだけど旨味ギッシリ」。たいへん美味しいです。というか、また沖縄に行きたくなってきてしまいました。今年(2014年)は、1年間で45都道府県を訪れましたが、行かなかった2県のうちひとつが沖縄県(もうひとつは高知県)。今年は、時間があったら優先的に行くようにしたいですね。
  この店、薩摩焼酎も飲めるんです。なんと、120銘柄も用意されています。このうち30銘柄が、1杯310円で楽しめます。駅そばならではのサービスとしては、そばのトッピング(写真は「つけあげ」)を肴にしたセットが組めるということがあります。このセットで、520円。ギリギリワンコインを越えますが、安価でちょい飲みが楽しめます。私は焼酎党ではありませんが、「クセがなく、焼酎を飲み慣れていない人でも馴染みやすいものを」とあいまい注文して、赤利右衛門をロックでいただきました。
  鹿児島市電に沿って、少し歩きます。こんな名前のバス停がありました。跡地に何かできたらどうするんでしょうかね。
  市電郡元電停脇にあるダイエー内のフードコートにそばを扱う店「薩摩まんてん」がありましたので、一杯ひっかけましょう。かけそば+塩麹鶏から揚げ。天かすは無料サービスです。天かすは、この量がベストだと思います(つゆのタイプによって多少変わりますが)。店側で入れるとなかなか自分好みの量にならないので、セルフサービスが嬉しいですね。すべての店のたぬきそばがセルフになればいいのに、とさえ思います。
  市電の終点・谷山まで歩きました。駅舎というか、立派な上屋がある電停です。若干、人面駅の様相を呈していますね。ちなみに、谷山駅はJRにもありますが、市電谷山駅からは結構離れていて「接続」という感じではありません。まぁ、鹿児島中央・と南鹿児島でしっかり接続しているので、それほど不便ではないのでしょう。
  市電谷山駅は、日本最南端の電停。はしっこを踏破すると、旅情が一段と高まりますね。
  車両の写真も撮っておきましょう。路面電車は、車幅がとても狭いですね。この幅の車両に、向かい合わせのベンチシートがあるのですから、なおのこと狭く感じます。向かい合って足を組みあうと、たぶんぶつかってしまいます。私は路面電車が大好きですが、近年のスタイリッシュな車両よりもこのようないわゆる「チンチン電車」が好きです。
  鹿児島中央駅に戻って、一気に宮崎までバスでワープします。「はまゆう号」です。鹿児島→宮崎はJRの在来線でもさほど不自由なく往来できる(肥薩線のように2時間待ち、みたいなことはない)のですが、熊本から鹿児島への移動にバスを使ってしまったので、今さら青春18きっぷを1日分使うのも癪に触るということで、バスにしました。こちらも3時間ほどの乗車ですが、途中霧島SAで休憩があります(写真は休憩時に撮影)。
  夕食を買い出しに宮崎駅近くのスーパー「ながの屋」に行くと、惣菜コーナーにタルタルソースがたくさん……。さすが宮崎ですね。期待どおりの光景に出会えて、なんだか嬉しくなります。チキン南蛮弁当も売っていますが、他のもので半額品がたくさんあったのでそちらに浮気してしまいました。
  ようやく、まともなビジネスホテルに泊まります。宮崎駅歩7分くらいでしょうか、ビジネスホテルロイヤル。宮崎で宿泊というとカプセルホテル「マリノーヴァ」に泊まることが多い私ですが、やはり4〜5日に1回くらいはビジネスに泊まりたいですね。コンセントを確保したいので。あと、40歳を過ぎて、あまり無茶が利かなくなっているということもあるのかもしれません。「ロイヤル」というほど豪華ではなく、アパートが「レジデンス」を名乗るような感じではありましたが、フカフカベッドで快眠できました。
  昨夜チキン南蛮を食べ損ねたのがずっと引っかかっていたので、翌朝、延岡駅の売店でおにぎりを買って食べることに。おにぎりなので具が少ない(ほっぺにタルタルソースがこびりつくくらいに大きな肉にかぶりつくのがチキン南蛮の醍醐味だと、私は勝手に思っている)のですが、気分だけでも楽しみました。特急「にちりん」の車内で頬張りました。
  臼杵駅で下車して、徒歩30分、臼杵港にやって来ました。ここから、フェリーで四国に渡ります。臼杵・八幡浜間のフェリーに乗るのはこれが2回目ですが、前回は夜行便の利用だったので、だいぶ雰囲気が違いますね。ターミナル内に活気があります。立ち食いうどん・そば店も元気に営業しています。
  なによりもビックりしたのは、人の多さ。夜行便だと、この広い待合室がガラーンとしています。「この航路、近々廃止になるんじゃ……」と思ったものです。昼間はこれだけ需要があるんですね。
  というわけで、八幡浜港に上陸です。八幡浜港は臼杵便のほかに別府便もあり、どちらも夜行便があるので個人的に利用する機会が多いですが、しばらく間隔があいた間に、フェリーターミナルに隣接して道の駅「八幡浜みなっと」がオープンしていました。もう、すごい人出です。フェリーから吐き出された車が、道の駅に出入りする車に合流して、さらに国道197号の交差点(ここに信号がないのがガン)で詰まって、大混乱していました。道の駅を設置する場所、ここでよかったんだろうかと思ってしまいます。施設自体はなかなか楽しいんですけどね。
  JR八幡浜駅には、簡易食堂を併設した農産物直売所「駅なか浜っ子産直市」があります。残念ながらそばの扱いはないのですが、じゃこ天うどんや八幡浜ちゃんぽんなどを味わえます。せっかくなので、八幡浜ちゃんぽんを食べていきましょう。550円です。
  見た目には、ちゃんぽんというよりも「タンメン」のイメージに近いですね。とんこつスープではないので。うどんダシに近いです(うどんダシとは別物だそうですが)。あっさりしていますが、具材たっぷりでお腹が結構膨れるので、1杯で十分満足できます。
  八幡浜駅構内で、申し訳程度にちゃんぽんをPRしています。でもね、本当はすごいんです。愛媛県八幡浜市には「ちゃんぽん係長」がいて、「八幡浜ちゃんぽん憲章」まで制定されているんです。折からのB級グルメブームに乗って……と言いたいところですが、実は八幡浜ちゃんぽんには50年以上の歴史があります。ソウルフードですね。
  久々の駅そばは、松山駅「かけはし」のじゃこ天そばです。この店に来ると、どうしてもじゃこ天そばが食べたくなってしまいます。別メニュー+じゃこ天単品という選択肢もあるのですが、じゃこ天から出るダシを味わいたくて。どうしてもじゃこ天単品を食べたいなら、じゃこ天そば+じゃこ天単品ということになりましょう。
  ひとつくらい、駅弁も食べておきましょう。今治駅「二葉」で、鯛めし弁当を買って宿で食べました。まぁ、悪くないんですけどね、コスパ的にはちょっと……。この店は駅そばも兼ねているので、「そばを食べておけばよかったなぁ」とも思いました。奈良漬けが一番美味しかったです(笑)
  本日の宿は、こちら。いやぁ、我ながら、よくもまぁこんな怪しげな宿を見つけてくるもんです。JR伊予西条駅から徒歩15分ほどの旅館「たちばな」。旅館というよりも、下宿所といった佇まい&設備です。私としては、ぐっすり寝られればそれでいいのですが、この手の旅館だと風呂が家族風呂になってしまうのがちょっと、なんですよね。宿の女将さんが部屋まで来て「風呂が沸きましたよ」と言って、そのタイミングで風呂に入って、上がったらおかみさんのところに顔を出して「お風呂終わりました」みたいな流れになります。いつでも気軽に入浴、というわけにいかないんですね。
  伊予西条から高松へ向かう列車は、ガラガラでした。JR四国、やばい臭いがプンプンします。ヘタをするとローカル私鉄よりも乗客少ないかも。四国にはこれといった大都市もないし、赤字路線ばっかりなんじゃないかと心配になります。
  高松に来たら、やっぱりうどんが食べたくなります。2杯連食しました。まずは、琴電瓦町駅のロータリーに面している「花のれん」で、月見うどん+ナス天。透明感があって、絹のような滑らかな喉ごしが心地いい麺です。どことなく、五反田「おにやんま」を連想させる味わいです。ナス天も、この大きさで80円とリーズナブル。価格と味のバランスがとても良い店です。
  続いては、JR栗林駅ガード下の「雅や」で、かけうどん+天ぷら盛り合わせ。こちらは、上記「花のれん」よりも少し硬派というか、野太い感じの麺です。柔剛いろいろあって、讃岐うどんも奥が深いですね。この店はとても人気がある店で、鉄道利用者以外にも自転車で食べに来る人が目立っていました。自転車で来るということは、そこそこ遠くからでも食べに来るということ。それだけ、味覚的ファンが多いということなのでしょう。
  琴電の仏生山駅まで歩き、琴電で琴平へ。琴電の車両、黄色がまぶしいですね。
  琴平から乗り継いだJRの車両には、アンパンマンのエンブレムが。
  明日の徳島行きを見据えて、今日の宿は徳島市内にとるつもりでいたのですが、なんと阿波踊り真っ只中。市内のホテルはどこも満室でした。仕方なく、高松に戻って瓦町駅近くのカプセルホテル「ゴールデンタイム高松」に宿泊。翌朝、約束の時間に間に合わせるために特急「うずしお」で徳島へ向かいます。ちょっと余計な出費を伴うことになりましたが、やむを得ないですね。
  徳島「麺家れもん」では、祖谷仕立て蕎麦と天ぷら盛り合わせをいただきます。以前は「祖谷そば」というメニュー名でしたが、諸般の事情で「仕立て」がついています。味は変わりません。天ぷら盛り合わせが90円と安価なのが嬉しいですね。皿ごとに組み合わせが異なるので、好きなものをチョイスできます。
  またこんな写真を載せてしまいますが……。徳島から高松へ戻る特急「うずしお」の車内です。見事にガラガラですね。鈍行も特急もガラガラ。高校生が動いていない時間帯の車内はだいたいこんな感じ。先行き、大丈夫でしょうかね。心配です。
  瀬戸大橋を渡って、本州に戻ってきました。前編の最後に、恒例の姫路「えきそば」を食べておくことにしましょう。天ぷらえきそば360円です。例によってペラペラ、ヘナヘナの天ぷらですが、これがつゆによくマッチングして、不思議と美味いんです。変わりメニューも何種類か設定されていて、訪れるたびに入れ替わっているのですが、どうしても私は直球を選んでしまいます。次回くらいには、少し目先を変えたメニューにもチャレンジしてみようかと思います。
  新今宮の定宿「サンプラザ」に宿泊して、迎えた8月16日。長い長い道程を経て、ようやく甲子園球場に辿り着きました。そうなんです、今回の旅は「夏の甲子園観戦」がメインなんです。お盆の土曜ということもあって、チケット売り場には長蛇の行列が。しかもこれ、すでにチケット完売済みです。追加発売を待つ人の列なんです。外野もかなり混んでいそうですね。心して入場しましょう。試合の模様は、後編で。

戻ります。