倉庫76:会津ブギウギ取材ツアー

  今回はクルマでの小旅行ですが、鉄道ネタが多くなります。クルマらしいネタといえば、道の駅くらいでしょうか。というわけで、深夜に東京を出発し、栃木県の道の駅「みかも」で仮眠をとって朝を迎えたところから中継を開始します。
  道の駅「みかも」には大きな池があり、清々しい気分で朝を迎えることができます。駐車場が国道から少し奥まっていることもあり、車中泊に向いています。ただし、夏場は蚊が多く出そうな予感がします。
  早朝の野州路を、少し歩きました。東武佐野線に沿って、終着の葛生駅まで。ローカル線のローカル駅探訪は、歩いて巡るのが一番効率が良いと思います。
  写真は、葛生駅を出発した特急「りょうもう」。有料特急が、こんなマイナーな路線を走っているんですね。
  車を北へ走らせ、福島県に入ります。やって来たのは、会津鉄道と野岩鉄道が切り替わる、会津高原尾瀬口駅。有名な駅そばを食べるために訪れたのですが、その前に、駅舎探訪。有名な駅そばは、実は駅舎内ではなく駅舎と屋根つき通路で結ばれている「憩の家」という施設にあります。そして、駅舎本屋にも、それらしい店があります。実は、この駅を訪れるのは今回で3度目なのですが、残念ながら駅舎内の食事処「水車」は、今日も営業している気配がありませんでした。やめてしまったにしては、置き看板が外に出ているし……。諦めきれません。
  有名な駅そばは、「恋路茶屋」という店名。「駅そばというよりも、簡易食堂という風情です。値段も高い(観光地料金か)ので、狭義の駅そばには含まれないかもしれません。
  有名なのは、写真の「三種合体麺」というメニュー。850円もします。具だくさんなのでパッと見にはその秘密が分かりません。
  かきあげの下をほじくり返すと、そばが出てきました。
  ワカメの下からは、うどんが。
  そしてチャーシューの下からは、中華麺。そう、このメニューは、そば・うどん・ラーメンをすべて一緒に盛りつけたものなのです。メニュー名を出した時点で、すでにネタバレでしたかね。すべて半玉ずつなので、合計1.5玉。ボリューム感は抜群です。
  トッピングも、そば・うどんのものとラーメンのものが両方乗っています。つゆも、折衷な感じ。ややそば・うどん寄りでしょうか。まぁ、一度は試してみたいメニューですが、二度目はどうかな……。
  高岡の「ちゃんぽん」の上を行くメニューとして有名になりました。この上を行くメニューが、果たしてこの先どこかで現れるのでしょうか。
  普通の駅そばも食べます。やって来たのは、「八重の桜」で今をときめく会津若松駅。待合室内の「立ちあおい」で、会津にしん天そばをいただきます。これ、食べるのは3回目ですね。にしんの天ぷらをトッピングします。小骨がちょっとうるさいですが、天ぷらにすることでニシン特有の臭みが消えるので、「ニシンそばは苦手」という人でも食べられると思います。
  会津鉄道沿線で随一の秘境駅・大川ダム公園駅に行ってみました。もちろん、無人駅です。駅周辺には民家の類はまったくありません。駅前にバーベキュー場のようなものがありますが、もう何年も前に閉鎖してしまったようで、雑草が生い茂る廃墟と化しています。駅の利用者は、ほとんどありません。
  それでも、単行列車はちゃんと止まります。
  ちなみに、駅周辺はこんなところです。人はいませんが、熊はいるようです。
  帰りがけに、矢吹町の街なかにある日帰り温泉「あゆり温泉」に立ち寄りました。クルマ旅だと、日帰り温泉により安いのがメリットですね。鉄道旅だと、なかなか温泉施設には寄りにくいものです。
  この施設は町営だということもあり、入浴料が安いのが嬉しいところ。露天風呂が完備していて、400円で入浴できます。源泉かけ流しで、ぬめりのあるアルカリ泉を楽しめました。
  道の駅「にのみや」で車中泊して、翌朝、今度は真岡鉄道に沿って下館まで歩きました。真岡鉄道も、なかなか雰囲気の良い路線ですね。SLが人気を集めているようですが、個人的には普通列車が好きです。
  仕事の部分は端折って旅路を紹介したので、今回はこれでおしまいです。

戻ります。