倉庫74:ローカル乗り潰し外房ツアー

  青春18きっぷの残分を利用しての日帰り旅。未踏路線の外房線を攻めます。
  山手線の始発で東京駅へ。東京駅丸の内北口改札外の喫煙所も、ガランとしています。朝から夜までずっと混んでいるイメージでしたが、さすがにこの時間帯には利用者もいない様子。
  快速エアポート成田号で、千葉県へ。東京駅の総武快速線ホームは地下にあるので、独特な雰囲気があります。
  千葉・上総一ノ宮で列車を乗り継ぎ、勝浦までやって来ました。このあたりで、朝食にしましょう。ちょうど、駅前ロータリーに「駅そば」を名乗る店があったので、ここでたぬきそばをいただくことにしました。
  ま、何の変哲もないたぬきそばですね(笑)。微妙につゆに馴染んでいない茹で麺、醤油の味がするつゆ。この駅に駅そばがあったということだけで、満足しましょう。ちなみにこの店、お品書きで価格を「舌代」と表記しています。これが一番印象に残りました。
  JR勝浦駅構内に、立派な雛飾りが飾られていました。すでに4月に入っているのに、まだ飾っているということは、勝浦はひな飾りが有名なんでしょうかね。
  勝浦から安房鴨川へは、特急わかしお1号で移動します。わかしお1号は、東京から勝浦までは特急として運転するのですが、その先安房鴨川までは普通列車としての運行になります。つまり、青春18きっぷで乗れてしまうのです。青春18きっぷで乗れる特急というと、石勝線や津軽海峡線を想像する方が多いと思いますが、「特急車両」という観点で見れば、他にも全国各地にあるものです。
  安房鴨川で乗り継いで、九重駅で下車、ここから少し歩きます。
  春の房総といえば、やっぱり菜の花ですね。鮮やかな黄色が見事です。菜の花は、紫陽花・藤に次ぐ、3番目に好きな花。たいてい、広く群生するので、「絨毯状態」を眺められるスポットが多いのも好きな理由のひとつです。
  外房は、なかなか荒々しい海岸が目立ちます。写真は、瀬戸浜海水浴場近くの磯場。砂浜と磯が交互に現れるのも、外房らしいところです。
  南三原駅近くの住宅街では、早くも鯉のぼりを上げるお宅が。同じ日に、ひな飾りと鯉のぼりを両方見ることになろうとは。
  終盤、白渚海岸では、こんな場所を歩きました。国道に歩道がないのですが、防潮堤を隔てた海っペりに遊歩道が設けられています。歴代の漫歩の中でも十指に入る、長めの良い漫歩コースでした。
  巨大なクジラの骨格標本が出迎える道の駅「和田浦WAO!」に立ち寄ります。鯨が名物なんでしょうかね。
  やはり、鯨が名物でした。物産館には、鯨の肉を使った総菜や加工食品がズラリと並んでいました。その中から、鯨カツ丼をチョイス。プラス、房総名物の鯵のさんが焼きを。これで、房総フルコースの完成です。
  帰りがけに、駅そばを2軒。1軒目は、JR館山駅前、ロータリーの向かいで営業している「本陣里見十万石」の天ぷらそば。いろいろと突っ込みどころが多い店なのですが、特に印象に残ったのは、店主が東日本大震災のボランティアで福島県いわき市へ行った時の写真がたくさん掲示されていたこと。こういうのを見ると、私も当時を思い出します。
  最後の一杯は、JR長浦駅至近のダイエー長浦店内にある「こぜん」の山菜そば。十割そばを謳うだけに、食感も風味も秀逸です。つゆが上品なのがまたいいですね。花形カマボコを添える点といい、品の良さが際立った一杯でした。

戻ります。