倉庫65:道南道央公私混同ツアー(後編)

  4日目の午前中に、旭山動物園へ。さすが、人気が高いですね。開園前から、ゲートに行列ができていました。
  入園料は、800円。さすが公営施設、安いです。しかも、中学生以下はなんと無料。2日以上に分けて見学したい場合などには、1年間有効のパスポート(1000円)がオススメです。
  まずは、ぺんぎん館。旭山動物園と言えば、このようなアトラクション要素の強い展示が名物です。水の中をダイナミックに泳ぐ様子を、下からの目線で見学することができます。
  続いて、あざらし館。フロアの上下に水槽があり、それを円筒形の水中通路が結んでいます。フロアに露出した水中通路を、アザラシたちはまるでサービスするかのように、ゆっくりと行き来します。ペンギンは泳ぐスピードが速くてなかなか写真を撮りにくいのですが、アザラシは容易に撮れます。
  ホッキョクグマ館は、檻の中にドーム型の小窓があり、ここから顔を出して見学することができます。でもこれは、長蛇の列ができているようだったらスルーしていいと思います。その程度です。
  ひととおり全部見て回ったのですが、すべて写真を掲載していたら大変なことになるので、最後に1枚、カピバラを載せて終わりにしましょう。地球最大のネズミ、ほとんど動きませんね。
  園内敷地は広大で、しかも坂が結構あります。山を切り開いて造った動物園ですからね。まぁ、普通の人なら歩いて回っても全然苦になることはありませんが、高齢者や身体の不自由な方のために、カートが巡回走行しています。これ、無料で乗車できます。高齢者・身体が不自由な方が優先ですが、それ以外の方も利用できます。
  旭山動物園、我々は2時間くらいで見終わるだろうと思って予定を立てていたのですが、とんでもないです。全部をゆっくり見ようと思ったら、5時間くらいかかります。おかげで、この日は他の観光を一切入れられなくなってしまいました。
  昼食は、富良野のシケたドライブインで。帯広名物の豚丼をいただきました。まぁまぁ、可もなく不可もなく。こんなもんでしょう。
  北海道最後の夜は、登別温泉「石水亭」に泊まります。夕食は、バイキングでした。バイキングと言えども、ステーキは見ている前で料理人が焼いていますし、ジンギスカン(写真)もあります。かなり高級な部類のバイキングです。さすが、少々追加料金を払った(泊まるホテルによっては、追加料金が必要になる)だけのことはあります。
  最終日は、17時のレンタカー返却期限まで、めいっぱい観光します。少々急ぎ足で、1か所でも多く回ろうというノリ。
  まずやって来たのは、地球岬。噴火湾をぐるっと見渡せます。彼方にかすんで見えるのは、渡島半島。長万部から森にかけてのラインが見えます。かなり視野が広いので、地球の丸さを実感できる風景。「地球岬」という名称は、地球が丸く見えるからだと思っている人が多いようですが、そうではありません。由来は、アイヌ語の「ポロ・チケップ」です。親なる断崖という意味。それほど、「断崖」という感じではありませんが。
  続いて、洞爺湖を車で一周して、昭和新山へ。あちこちから煙が出ていますね。小雨が降っていて車を降りての観光が難しい状態で、しかも駐車場が有料なので、駐車場入口で引き返しました。
  国道453号・276号と走り継いで、支笏湖の湖岸に出ます。その前に、ちょっと寄った「きのこ王国」というドライブインで食べたキノコの天ぷら盛り合わせ。これだけボリュームがあって、350円です。特盛(480円)だと、どのくらいの量になるのだろうか? 安い! 安い! キノコ汁は、100円! きのこフランクとか、きのこカレーパンとか、変わりものもあります。ここできのこ飯おにぎりを買って、新千歳空港で帰りの飛行機を待っている間に食べました。なお、このドライブインは道の駅「フォーレスト276大滝」の隣にあります。私、ここへ寄るのは2回目なのですが、今までここが道の駅なのだと思っていました……。
  苫小牧駅で、駅そばを1杯。喫茶店にしか見えない「カフェ・駅」で、ホッキそばをいただきます。600円となかなかのお値段なのですが、ドリンク付きの価格です。ドリンクは、250円のものの中から選択できます。つまり、ホッキそばは実質350円という計算ですね。ちなみに、天ぷらそばはドリンク込みで400円です。これは安いですね。
  最後に1か所、新千歳空港のすぐ近くにあるウトナイ湖に寄ります。ラムサール条約で指定されている湿地で、水辺ではハクチョウがたくさん休んでいました。手を触れられるくらいにまで近づいても、まったく逃げません。微妙に薄目を開けてこちらをチラ見しているので、多少は警戒しているようですが、緊張感がないですね。
  帰りも、飛行機です。面白くないです。レンタカーの帰着が17時で、手続きをして送迎バスで空港まで送ってもらって、空港でのフライト待ち時間が約2時間。う〜ん、もう少しレンタカーの返却時間を遅らせてもいいのではないかと。空港に行ってしまうと、もう何もできませんからねぇ。我々のように、きっちり返却時間を守る客は少数派なのではないか、と思ってしまいます。
  なお、帰りの飛行機は座席位置が非常口前で、緊急時には乗務員と一緒に乗客の脱出誘導をしなければならない席でした。前が空いているので足を延ばせるのは良かったのですが、CAがすぐ目の前でこちらを向いて座っているというのは、どうも落ち着きませんね。もっとも、私はフライトの間ずっと寝ていましたが。かなりいびきをかいていたようです。やっぱり、飛行機はつまらない。


戻ります。