倉庫64:ローカル乗り潰し武豊・参宮ツアー

  土曜有意義化計画の第2弾は、宿泊を伴う旅になりました。金曜の夜勤が明けて、そのまま出発。東海道線を乗り継いで西へ向かうのですが、まずは朝食を。JR京浜東北線本郷台駅の未食店「大船軒」を攻めます。大船軒のたぬきそばにサービストッピングされるカマボコ、これを楽しみに。
  ところが! 大船軒はNREの傘下に入り、どうやら全面的NREスタンダードのレシピに変わってしまったようです。たぬきそばには、カマボコは入りません。これは残念。
  2杯目は、豊橋駅で。お馴染み「壷屋」の天ぷらそばです。18きっぷで東海道線を乗り継いでいくと、だいたい食べる店が決まってきます。浜松・豊橋・米原。乗継が発生する確率が高いこの3駅が、「よく食べスポット」になります。以前は静岡駅も乗継になることが多かったのですが、近年のダイヤ改正で興津発島田行きという便が多くなったこともあり、食べる機会が減ってしまいました。
  壷屋のそばは、ふわふわ食感の刻み揚げが、すべてのメニューにたくさんトッピングされます。ちょっと得した気分。
  大府駅で下車。ここから、ローカル乗り潰しに入ります。まずは、大府・武豊間を結んでいるJR武豊線。今回のような乗り潰しの旅でもしない限り、まず乗る機会がない路線です。単行ディーゼルを想像していたのですが、なんと4両も連結されています。本数もそこそこあり、線内全駅がTOICA(ICカード)に対応。あまりローカル色は強くありません。現在は非電化(ディーゼル)ですが、2015年には全線電化される予定だそうです。
  終着の武豊駅から、少し歩きます。JR武豊線は、名鉄河和線とほぼ並行して走っているので、名鉄に沿って歩いてみましょう。
  「上ゲ」なんていう、ちょっと変わった駅名の駅があります。
  青山駅で一杯いただきます。駅構内ではなく、駅のすぐ隣にドンと聳え立っている大型商業施設「C−FESTA」の3階フードコート内にあるお店「ホテーフーヅ」の山菜そば。
  う〜ん、決して不味くはないのですが、値段が高いわりに決め手に欠けるというか。同じフードコート内にある「すがきや」のラーメンにした方がよかったかなぁ……という感じで。すがきやのラーメンは290円なのでねぇ、ちょっと劣勢なのではないかと感じました。
  半田市の中心部でJR沿線に戻り、乙川駅まで歩きました。ふむ、無人駅ですね。無人駅でICカード対応ってのがどうもピンときません。要するに、駅の出入口に簡易改札機があるわけですが、これがあることによって、車内精算をすることがなくなるわけです。だったら、無人駅から乗って無人駅で降りれば、すんなりと無賃乗車ができてしまうのではないか、と思ってしまうのですが。どのようにして無賃乗車を防止しているのでしょうか?
  伊勢湾をぐるりと回り込みまして、土曜の夜は松阪駅近くのビジネスホテルに宿泊します。三重県南部は、健康ランドやサウナの類がないエリアなので、仕方なく。夜勤明けでそのまま来ているので、シュラフなどの用意がなく、公園野宿というわけにもいきませんでした。
  でも、このホテル、格安です。1泊3880円で、朝食付き。健康ランドと大差ない価格帯です。こういう格安ホテル巡りも、結構楽しいもんです。
  明くる日曜は、JR参宮線を攻めに行きます。さすがは和牛の街・松阪ですね。駅前に和牛の像がズラリと並んでいます。
  参宮線は、鳥羽を終着とするどん詰まりの路線ですが、こちらもあまりローカルという感じではありませんでした。というのも、名古屋から伊勢鉄道経由で鳥羽まで直通する快速「みえ」が、1時間に1本走っているので、結構あっという間に着いてしまいます。ただし、青春18きっぷで旅行するときには要注意。快速「みえ」は、途中でJRではない区間(伊勢鉄道)を経由するので、別途490円が必要になります。全便車内検札が来るので、車内で精算できます。
  鳥羽に着いたら、何はさておき駅そばを。鳥羽駅はJRと近鉄が接続しているのですが、エキナカに関していうと、JR側は閑散としていて、近鉄側は賑わっています。一時期、JR参宮線の廃止が議論されたことがあったそうですが、なるほどと頷ける状況。
  駅そば「メルヘン」も、近鉄の改札外、待合室内にあります。予想どおりですが、完全な関西風ですね。天ぷらそばは、小さなかき揚げがチョンと乗って、390円。
  土産物店が、JR側にも近鉄側にもあります。が、JR側は閑散としていて、近鉄側ばかり賑わっています。鳥羽というと真珠の産地として有名ですが、真珠って、わざわざ鳥羽まで買いに行くようなものじゃないですよね。JR側には、真珠専門店みたいなのがあって、ちょっと気取った感じなので、一般的な観光客はあまり寄りつかないのではないかと感じました。一方の近鉄側は箱モノのお菓子なんかを扱う一般的な土産物店なので、一般的な行楽客には親しみがあるのでしょう。
  写真は、近鉄側の土産物店で売っていた、松阪牛まん。400円と、結構なお値段ですが、1つ試してみました。
  中は、こんな感じ。結構具だくさんです。……が、実はゴボウが多くて、肉はそれほどたくさんは入っていません。まぁ、松阪牛を使って400円のグルメだったら、こんなものでしょう。
  駅の外も、圧倒的に近鉄側の方が発達しています。近鉄側には大型ショッピングセンターやレストラン街、さらにはマリーナなどが並んでいてリゾート地の風情ですが、JR側は寂れた飲食店街(写真)があるだけで、人影もまばらです。。近鉄側に国道が走っているので、車で訪れる人も多いエリアなんですね。
  JR側の飲食店街も味があっていい感じなんですけどね、客が少ないせいか、ちょっと強引な客引きをやっている店もありまして、寄ろうという気にはなれませんでした。
  快速「みえ」で津まで戻り、そこから少し歩きます。途中、伊勢鉄道東一身田駅近くのスーパー「コスモス」に寄って、キャベツ焼きを買い食い。パックに「一身田スペシャル」なんて書いてあったので、ちょっと気になってしまいまして。要するに、薄〜い生地(とん平焼のようなもの)を2つ折りにして、中に卵とキャベツを挟んだものなのですが、これがなかなか美味しかったです。150円という値段にも感激!
  どうせ津から先は伊勢鉄道になり、青春18きっぷは使えないので、いっそ近鉄に沿って歩くことにしました。伊勢鉄道よりも、近鉄名古屋線の方が市街地を走っていて楽しいので。江戸橋駅、高田本山駅、白塚駅、豊津上野駅、千里駅と探訪しましたが、駅そばは発見できず。時間的な都合もあり、千里駅で近鉄に乗って四日市へ。
  最後の一枚は、やっぱり豊橋駅「壷屋」から。珍しく、うどんを食べました。天ぷらうどんに見えるかもしれませんが、これ、実はカレーうどんです。天ぷらがたくさん余っていたのでしょうか、気前よくサービスしてくれました。
  なぜカレーうどんにしたのかというと、豊橋という街は、近年「カレーうどんの街」を標榜して町おこしを行っているんですね。「豊橋カレーうどん」を名乗るためには、とろろご飯の上にカレーうどんを盛る必要があり、壷屋のカレーうどんはこの時点でアウトになるのですが、まぁ気分だけでも。


戻ります。