倉庫60:’12春の甲子園見参ツアー

  例年、春の甲子園は短い日程でバタバタと観戦するのですが、今年もやっぱりバタバタ。金曜の夜勤が明けて、そのまま出発。1日だけ甲子園を観戦して、すぐに夜行バスでとんぼ返りという行程。たまには、もっとゆったりした行程で観戦しに行きたいものです。
  一発目の写真は、JR三島駅の在来線ホームにある「桃中軒」の山菜そば。なぜか、ナルトが4枚も乗っています。掲示されているメニュー写真を見ても4枚乗っているので、そういう決まりなのでしょう。
  清水駅で途中下車し、静岡鉄道に沿って少し歩きます。その道中、御門台駅前のスーパー「静鉄ストア」で見つけたのが、これ。駅弁業者「東海軒」の看板商品「鯛めし」。駅弁は駅(または列車内)で買うもの、という印象が強いですが、地元のスーパーにも商品を卸しているようです。ボリューム感に乏しいわりに結構な値段なので、格安弁当が並ぶスーパーでどれほど売れているのかと心配にはなりますが、我々旅行者にとっては、嬉しい出会いです。
  静鉄(静岡鉄道)は、新清水・新静岡間を結ぶローカル私鉄。車両がわりと新しいのであまり鄙びたムードはありませんが、住宅地の中を縫うように走っているので、旅情豊かです。写真は、御門台駅。途中駅は、だいたいこんな感じの小さな駅ばかりで、駅そばなどあるはずもありません。
  東静岡まで歩きました。ここから、再度JRで西を目指します。途中、豊橋で乗り継ぎ時間を利用して、天ぷらそばを。特に意識しているわけではないのですが、青春18きっぷで東海道本線を旅する時には、豊橋で一杯食べる機会が多いですね。特に乗り継ぎが悪いわけではないのですが、この先なかなか関東風のそばが食べられなくなる、と実感する頃合いだからでしょうか。大きな天ぷらの下には、「壷屋」名物の刻み揚げがたくさん敷かれています。
  大阪着は、完全に夜になってしまいました。まっすぐカプセルテルに直行しても良かったのですが、未食店を1軒潰してから。鶴橋駅近くの、「都そば」です。上の豊橋「壷屋」と比較すれば一目瞭然ですが、つゆの色が格段に薄いですね。天ぷらも、具材がほとんど入っていない巨大たぬきです。でも、これが妙に愛おしかったりもしまして。
  定宿「アルデバラン」に宿泊して、翌朝。いよいよ、甲子園に向かいます。まずは、甲子園駅改札内の「甲子園そば」で、腹ごしらえから。またしても、具材がほとんど入っていない天ぷらそばを注文してしまいました。同じ具なし天ぷらでも、「都そば」のはサクサク食感ですが、こちらの天ぷらはいきなりヘナッとしています。ジャンク路線を地でいくような天ぷらですが、これが妙に愛おしかったりもしまして。
  さて、甲子園です。昨年の春・甲子園は、東日本大震災の関係で鳴り物を使っての応援が自粛されていましたが、今年は活気のある応援が戻っていました。球場内のあちこちに「がんばろう!日本」というメッセージが掲げられる中ですが、やっぱり甲子園はこうじゃなくちゃ!
  第1試合は、北照(南北海道)と光星学院(青森)の顔合わせ。昨夏の甲子園で準優勝した光星学院の戦いぶりに注目が集まりました。中でも、強打を誇る3番・田村選手(写真)と4番・北條選手は、やっぱりスイングの迫力が並外れていました。試合は、3−0で光星学院の勝利。光星学院はこの後、決勝戦までコマを進め、準優勝に輝きました。
  甲子園球場内ではさまざまな飲食物を売っていますが、どれもこれも、値段が高い印象が拭えません。そんな中、わりとコストパフォーマンスがよいように感じるのが、これ。フライドポテトです。300円か350円だったと思いますが、結構量があります。
  第2試合は、初出場の地球環境(長野)と履正社(大阪)が対戦。地球環境、なかなかの大応援団でした。通信制の高校ということで、なかなか応援団を組織することは難しいのではないかと思っていたのですが、いやいやとんでもない。
  試合は、地球環境が格上相手に中盤まで互角に戦っていましたが、後半に地力の差が出て、5−2で履正社の勝利。敗れたとはいえ、地球環境も偉大なる第一歩を踏み出したと思います。今後にも期待しましょう。
  さて、昼食タイムです。例によってダイエーで食料を買い出そうかとも思いましたが、球場内できつねうどんを食べて済ませることに。春の甲子園は毎年そうなのですが、とにかく寒いんです。上着を着ていても、じっとしていると冷気が体にまとわりついてきて、凍えるような寒さなんです。そこで、温かいうどんで体を温めようかなと。500円だから、結構いい値段ですが、シコシコとした食感の麺はなかなか美味しく、満足です。
  第3試合には、これまた初出場の宮崎西(宮崎)が登場します。対戦相手は、強豪・愛工大名電(愛知)。プロ注目の好投手・濱田選手を擁する、優勝候補の一角。初出場校には、ちょっと酷な組み合わせでした。試合は、序盤から愛工大名電が攻守に圧倒し、8−0での完封勝利を収めました。
  完敗を喫した宮崎西ですが、応援はたいへん素晴らしかったと思います。人文字も鮮やかだったし、声もよく出ていました。宮崎西高校は最優秀応援団賞に輝きましたが、納得の受賞でした。
  春の甲子園は1日3試合が基本なのですが、昨日の第3試合が雨天中止となったため、スライドして今日の第4試合に組み込まれました。なんというラッキー!
  というわけで、第4試合の近江(滋賀)vs高崎(群馬)の試合も観戦します。これまた、甲子園常連校と新鋭校の対戦ですね。結果は、7−2で近江の勝ち。
  夕方になると、一層寒さが際立ってきて、スタンドもだいぶ空席が目立つようになりました。やっぱり、春は1日3試合がちょうどいいのかな、と感じます。
  震災から1年が経過しましたが、被災地の復興はまだまだ前途多難ですね。がんばりましょう、日本。
  さて、早くも帰路です。神戸から夜行バスで帰るのですが、その前に阪急神戸線の西宮北口駅で一杯。エビ天そばです。この店、阪急沿線に多い「阪急そば」なのですが、他店舗とは若干毛色が違います。ちょっと高級というか、グレードアップさせた店舗で、店名も正式には「阪急そば若菜」です。座席がたくさんあって、配膳付き。落ち着いて食べられます。麺も、生麺を使用しています。
  神戸(三宮)のバスターミナル。格安の夜行バス、大阪から帰っても神戸から帰っても値段が同じなので、神戸便を使ってみました。大阪よりもバスターミナルがきれいに整備されていて、広くて、その割に人が少なめなので、個人的にはこちらの方が好みですね。今後も、神戸便を使う機会がありそうです。

戻ります。