倉庫56:秩父路ブギウギ取材ツアー

  夜のうちに東京を発ち、道の駅「果樹公園あしがくぼ」で車中泊しました。山中だけあって、さすがに冷え込みます。朝、起きだしてみたら、あたり一面に霜がびっしりとおりていました。道路もカチコチに凍っています。冬タイヤじゃなかったら、ツルンツルン滑ってしまうでしょう。
  道の駅がオープンする時間まで車内で悶々と過ごし、一番客として道の駅の食堂へ。まずは、かき揚げそばをいただきます。お値段は500円とチョイ高めですが、セルフサービス形式で駅から徒歩2分くらいなので、これも「駅そば」カテゴリに含めます。
  久々に食べる「秩父そば」。甘皮の粒粒がたくさん練りこまれていて、麺が斑模様になっているのが特徴ですね。風味はそこそこ。かき揚げがでかい。
  国道140号を走って、秩父鉄道の終着駅・三峰口までやってきました。この駅には車を駐めるところがない(1日いくらの有料駐車場しかないので、ちょい寄りには不向き)のが辛い……。
  この駅にも駅そばがあることは知っていたのですが、やっていませんでした。暖簾がかかっているので、そのうち開くかなと思って待ちましたが、一向に開く気配なし。駅員さんに聞いたところ、「観光シーズンのSLが走る日しか開かないよ」と言われ、諦めました。来年、また来ましょう。
  代わりに、西武池袋線との乗換駅となる御花畑駅で一杯いただきます。この駅には2軒の駅そばがありますが、今日のところは改札を出て右の店で。上記三峰口駅の店と同じ業者が運営する「秩父そば」です。
  写真は、「秩父らしくていいなぁ」と思ったきのこそば。かなり豪快でボリューミーです。いろいろな種類のキノコが入っています。これで350円は絶対にお買い得!
  続いて、西武秩父駅改札外、仲見世通りにある「近江屋」へ。ここでは、変わりメニューの「しゃくし菜そば」をいただきました。しゃくし菜とは、秩父で伝統的に栽培されている野菜で、主に塩漬けにされます。そばに乗るのも、しゃくし菜の塩漬け。塩漬けと言っても、ちゃんと塩抜きされているので、そんなに塩辛くはありません。シャキシャキした歯ごたえが楽しく、そばにもよく合う食材でした。野沢菜と高菜を合わせたような食感です。
  さて、少し街ブラしましょうか。道の駅「ちちぶ」に車を駐め、北へ歩くか南へ歩くかで悩んだのですが、市街地から外れる方向の北へ歩くことにしました。
  写真は、冬の装いの武甲山。いつ見ても、痛々しい山ですね。セメントの原料となる石灰岩の採掘のために、山容がいびつになってしまっています。採掘のために頂上の三角点がたびたび移動されていて、山の高さがコロコロ変わるという変な歴史を持っています。一応、日本200名山に数えられている山なので、あまり派手にやらない方がいいのでは、と思ってしまいますが。セメントは秩父の基幹産業だから、難しいところではありますが。
  秩父鉄道の皆野駅まで歩きました。秩父鉄道にもちょっと乗っておこうということで、秩父駅までの3駅を乗ります。2両編成で車両もそれほど古びていないので、極端にローカルムードが強いわけではないです。
  駐車場を拝借した道の駅「ちちぶ」で、ちょいと買い食い。秩父が今後「ご当地B級グルメ」として知名度を高めようとしている「みそポテト」です。ようするに、ジャガイモを揚げて、甘辛味噌を塗ったもの。まぁ、まぁ、美味しいです。でも、何だろうなぁ、この味噌はもうちょっと別な形で売り出した方が……という気も。もっと劇的に合う食材が、他にありそうな気がするのですが。
  ちなみに、道の駅「ちちぶ」内にも立ち食いそばがあります。ここを含め、三峰口と御花畑のもう一軒の計3軒が再履修ということになりましたので、近々、またこの街にやってくることになるでしょう。

戻ります。