倉庫55:北陸ローカル乗り潰しツアー

  鉄っちゃん的なタイトルで始まりましたが、実際には駅そば食い倒れ&北陸新幹線建設現場視察ツアーのような旅になりました。ローカル線もいくつか乗り潰しましたが、写真が少ないのでサブイベント的な。
  序盤は、駅そば三昧です。まずは、しなの鉄道戸倉駅「かかし」のきのこそば。この店、定休日があったり臨時休(長らく産休でお休みしていました)があったりで、なかなか実食が適わなかったんですね。
  写真には写っていませんが、別皿でお新香のサービスがつきます。キノコもたっぷり入っていて、都会ではあまりお目にかかれないフクロダケなども垣間見えました。満足度の高い一杯でした。
  続いて、長野駅改札外、待合室内の「小菅亭」でもきのこそばをいただきます。こちらは、シメジが主体です。都会的センスですね。これが悪いということではありませんが、個人的には戸倉駅の方が好みでした。
  ちょうど昼時だったということもあり、激しく混雑していました。写真右手にベンチがたくさんあるのですが、そこに座って食べている人もたくさんいました。この店は、当分安泰でしょう。
  さらに、長野電鉄権堂駅と地下通路で直結しているイトーヨーカドー内に店を構える「「こすげ亭」で、もう一杯。店名表記が微妙に異なりますが、長野駅の「小菅亭」と同業者でしょう。
  出てきたそばを見てびっくり! う〜む、量が多い。丼が大きく、麺がたっぷり入っていて、つゆもなみなみと注がれます。3連食の最後にこのボリューム感が来ると、さすがに……ということもなく、ありがたく完食です。
  ここからは、北陸新幹線の建設現場を巡る旅路。まずは、新幹線の上越駅との接続が予定されている、信越本線脇野田駅から1枚。在来線と並行する形で、すでに高架線路がほぼ完成しているようです。駅舎や駅前の整備はまだまだこれからといった感じ。脇野田駅との接続になるということですが、微妙に距離があります。徒歩2分くらいでしょうか。間にロータリーを挟む形になるのか、長い自由通路が設けられるのか。
  すっかり夜になってしまいましたが、富山駅です。ここでも、新幹線の建設が急ピッチで進められています。おかげで、目下富山駅のホーム配置がちょっと複雑になっています。旧1〜3番線が仮設ホームに移行しているので、この場所に新幹線ホームを通すつもりなのでしょう。
  これに伴って、旧1番線に店を構えていた駅そば店「源」も、4番ホームに移転していました。
  初日は、金沢市内の健康ランド「サンパリオ」に宿泊しました。駅からちょっと距離がある(西金沢駅から徒歩20分くらい)のですが、安く(深夜料含め1600円)、空いていて、ぐっすり眠れました。安くて空いているのは結構なんですけどね、この2拍子がそろっている施設は長続きしないというジンクスがありまして……。次回金沢を訪れるときに存続してくれているかどうか……。
  2日目も、まずは駅そばから始まります。金沢駅改札外の「白山そば」」で、天ぷらそば。見事としか言いようのない十二単をまとった海老天ですね。それはそれとして、赤巻が乗っているのが北陸らしくて旅情を誘います。
  JR金沢駅。この門は、いったい何なのでしょう? この門があるおかげで、駅舎の全容を写真に収めることが難しくなってしまいました。これ、要らなくない?
  金沢駅から、少し歩きます。JR金沢駅は、金沢の中心市街地から少し離れたところにあります。中心部は、JR金沢駅と北鉄野町駅のちょうど中間くらいのエリア。ちょっとくたびれている印象はありますが、なかなか活気があります。なんと、金沢にも「109」があるんですね。「KOHRINBO」というのは、金沢の中心市街地「香林坊」のことです。
  JR西金沢駅前にて。この辺りでは、脇野田あたりに比べるとまだまだ新幹線建設が遅れています。高架線路も、支柱を立てている途中。2014年の開業に間に合うんでしょうかね。もっとも、2014年に開業するのは、金沢まで。金沢以西は、白山車両基地までの回送線としてのオープンになります。
  JR野々市駅付近。こちらも、まだまだ高架線路の建設途中です。このあたりもひとまずは回送線としての開通になるわけですが、その後福井方面へ延伸する際には営業線として運用されるようです。
  さて、ここからようやくローカル線乗り潰しの旅になります。まずは、福井からJR越美北線に乗って、九頭竜湖へ。九頭竜湖駅に隣接している道の駅「九頭竜」に麺類スタンドがあったので、まいたけそばをいただきます。舞茸、このあたりの特産のようですね。ボリューム的にやや「?」な部分はありましたが、麺自体がおいしく、満足できる内容でした。
  もう一つ、この辺りは恐竜の化石が多く出土することでも知られています。そのため、道の駅内にも恐竜のモニュメントがあります。これ、微妙に動きます。
  JR越美北線の車両がこちら。もちろん、単行ワンマンです。派手なペイントがされていますが、個人的にはこういうのはあまり……。都会人のエゴと言われればそれまでですが、シンプルな車両の方がローカル感が増していいと思います。
  2日目は、七尾市内の健康ランドに宿泊する予定だったのですが、行ってみたら休みでした。というか、閉店臭い。こうなると、根なし旅人は困ってしまいます。結局、海っペりにある道の駅「能登食祭市場」のベンチで夜を明かす羽目に。夏場ならいざ知らず、10月になると北陸の夜は冷えます。とてもではないけれど、安眠など得られるわけがありません。健康ランド宿泊を予定する際には、営業しているかどうか事前に調べておいた方がいいですね。
  七尾から和倉温泉まで歩きます。和倉温泉を訪れるのは2回目ですが、前回入浴した外湯の「総湯」が、全面的にリニューアルしていました。和風の「日帰り温泉」的な構えになって、内部も広々。休憩室もあって快適ではありますが、「外湯」の風情がなくなってしまったのはちょっと寂しくもあり。
  総湯の玄関先で惣菜やら土産物屋らを販売する出店が出ていたので、ちょっと覗いてみました。そして、手軽に食べられる総菜を2品ほどチョイス。左は、いか焼きの酢味噌和え。右は、こんにゃくと帆立の炊き合わせ。ご飯が欲しくなる味覚でしたが、風呂上がりのビールにもよく合いました。
  そのまま田鶴浜駅まで歩き、のと鉄道に乗ってきました。かつては輪島や蛸島(珠洲市)まで通じていた北陸ローカル3セク線の雄も、今や七尾・穴水間の30km余りを残すのみ。寂しいですね。
  乗ってみて一言。とにかく運賃が高いっす! 田鶴浜から七尾まで、たった2駅で350円もします。客数が少なければ単価が上がるのは分かるけれど、運賃が上がれば上がるほど誰も乗らなくなるだろうし……。ローカル鉄道受難の時代は、これから先も続きそうですね……。

戻ります。