倉庫133:歩いて鎌北湖ツアー

【10/4、7:25、0歩】

  約5年ぶりの「歩いて○○」シリーズ。ちょっとブランクが長くなってしまったから、脚は大丈夫だろうかという心配があった。ましてや、単行本刊行後(正確には校了後)のタイミングで、ちょっとオーバーウエイト気味だったから、なおのこと脚への負担が心配だった。「歩いて○○」シリーズとしては比較的距離を短めに設定したのは、そういう不安があったためかもしれない。
  写真は、日本橋三越。縁石が鍵盤になっていて、ハイセンスだと感じた。
  朝食は、神田駅近くの「天亀そば」で。手振れしまくりなのは、混雑が激く、カメラをゆっくり構えていられる状態ではなかったため。春菊天そば。朝からしっかり塩辛いつゆを腹に入れ、頭だけでなく胃袋も目覚めた。
【10/4、8:42、5775歩】  後楽園 通過。
【10/4、9:47、11597歩】  池袋六ツ又 通過。
【10/4、10:29、16189歩】  板橋中央陸橋 通過。
  自宅のすぐ近くを通過して、上板橋駅近くの「五本欅」へ。自宅からここまで、歩いて6000歩くらいのはず。10000歩以上ロスしているね。「歩いて○○シリーズのスタートは日本橋」とこだわっているためなのだが、ちょっと報われない感じもする。今後は、日本橋スタートではない「歩いて○○」シリーズがあってもいいのかな、という気がしてきた。
【10/4、11:47、23525歩】  成増 通過。
  長い下り坂を降り切ったところが、東京と埼玉の都県境。白子川が境界になっているのかな。わりとあっさり通過した感じだ。
【10/4、12:16、26436歩】  和光本町 通過。
【10/4、12:53、30245歩】  膝折 通過。
【10/4、13:35、33959歩】

  昼食は、新座駅「一ぷく」で。2種類ある味噌ラーメンのうち、「濃厚味噌らーめん(赤)」を。味噌ラーメンを扱う駅そば店は、わりと珍しい。だいたい鶏ガラ系のあっさり醤油ラーメンであることが多いのだ。味噌ラーメンはタレの味が強いから、言い方は悪いがある程度スープの不出来をごまかせるという側面がある。スープにあまりこだわれない簡易的な飲食店でラーメンを出す場合、味噌が結構オススメだ。極端にいうと、タレをお湯で割るだけでもそれなりの味にできる場合が多い。
【10/4、14:45、39665歩】  藤久保 通過。
  三芳町からふじみ野市にかけては、国道254線に中央分離帯が出現するところが多く、なかなか風情がある。このあたりは渋滞のメッカでもあるのだけれど、歩くぶんにはそんなの関係なし。旅気分が味わえていいねぇ。
【10/4、15:35、44509歩】

  ふじみ野駅「富士そば」で、おやつタイム。未食店ということで、たぬきそばを。ちょっと、揚げ玉入れすぎかな。麺が全然見えなくなるくらいに入れると、揚げ玉がつゆを吸ってしまって、飲むぶんが少なくなってしまう。この手の既製品の揚げ玉は油が軽いのが救いだが、つゆの味もしっかり楽しみたいのでねぇ。多ければいいってものではない。
【10/4、16:19、46743歩】  亀久保 通過。
【10/4、17:27、52039歩】

  フダ付きのドブ川・不老川を渡る。不老川は埼玉県民にとっては結構有名な川で、ちょっと雨が降るとすぐに氾濫する。最近はどうなのか知らないが、高校時代(30年近く前)あたりだと、「毎度おなじみ」という感じで氾濫していた。ここと、朝霞市の内間木あたりが、埼玉県内では高名な「浸水スポット」だった。
  川越市の市街地に入ると、ムクドリの大群に出会った。ムクドリは、最近埼玉県内で異常繁殖している。街によっては、ムクドリが嫌う音波などを発して撃退しているのだが、そのおかげで、集まるところにはより多くのムクドリが集まってしまうように。イタチごっこだな。川越で撃退作戦をやれば、今度は坂戸とかふじみ野あたりに現れるようになるのだろう。音波による撃退作戦は、根本的な解決にはならないと思う。
【10/4、17:49、54332歩】

  川越駅に到着。日本橋を朝早めにスタートすると、どの方向に向かうにしても、だいたい国道16号線を越えたあたりで夕方になる。これを頭に入つつ初日の行程を予定すると、極端に厳しくて挫折しそうになったり、逆に陽が高いうちに宿泊地に着いてしまったりといったことなく進められる。
  今日は健康ランドに投宿予定。館内で食事をすると高くつくので、川越駅近くの「富士そば」で上海老天丼を。富士そばのエビ天、結構大きいね。「大海老天」と呼ぶことが許されるサイズ感だ。それが3尾乗って、600円。スープとお新香付き。普通のそば屋だったら、1000円くらいする内容だと思う。
【10/4、18:55、56666歩】

  本川越駅近くの健康ランド「川越湯遊ランド」にチェックイン。公式HP状にあった割引クーポンを使って、1泊2990円。ネットカフェよりはだいぶ高くつくけど、足を延ばせる大浴場があって、寝るときにも手足を伸ばせる。夕方から朝までずっといられるのもよいところ。ネットカフェだと、ナイトパック8時間なら安く済ませられるが、12時間+シャワー(または銭湯)だとほとんど変わらない価格になってくる。だったら、広い健康ランドの方がいい。
  翌朝。川越市・本川越の両駅間を乗り換える人々の大行列を尻目に、人が少ない方へ歩いていく。この両駅間はそこそこ離れているんだけど、結構歩いて乗り換える人が多い。秋津・新秋津みたいな感じだけど、沿道があまり賑やかでない(民家が建ち並んでいる)だけに、特異性が際立っている。
【10/5、8:22、59053歩】  川越市駅 通過。
  なにやら妙なところに迷い込んだ……わけではなく、県道の陸橋部分に歩道がない関係でこんなところを通らないといけないのです。昼間はいいけど、夜は知っていないと歩けませんよ、これは。
【10/5、8:56、62374歩】  西川越駅 通過。
【10/5、9:53、68556歩】

  鶴ヶ島駅前のマックで朝食。本当は駅そば「丸政」で食べたかったのだが、いつの間にか閉店していたので、やむを得ず。朝マックは安いから、こういう時に重宝するね。
【10/5、10:55、72961歩】  鶴ヶ島市役所前 通過。
【10/5、11:47、78236歩】  西大家 通過。
  西大家・川角間にある、とても狭い橋。これでも一応、対面通行。まったくもってすれ違えないけど。というか、歩行者と車のすれ違いも厳しい。なんでこんなに狭くしちゃったんだか。
【10/5、12:46、84042歩】

  昼食は、武州長瀬駅近くの立ちそば「まるたか」で。山菜よりワカメの方が多いような気もするけど、メニュー名は山菜そば。こんな小さな駅に立ちそばがあるなんて、感激!
【10/5、13:28、86413歩】  毛呂駅 通過。
  ようやく、案内標識に「鎌北湖」の文字が出てきた。ここを右に入れば、もう一本道。だらだらした上り坂が続くので、歩くとそれなりにしんどいのだけれど。
【10/5、14:26、91671歩】

  鎌北湖に到着! いまいちマイナーな湖だけど、釣り好きの間では結構知られているかも。東京から近いわりにひっそりとした静謐な雰囲気がある。観光客があまりいないのもいいね。
  一応目的は達成したわけで、あとはどこで歩きやめるかという話に。毛呂駅へ戻ってもよかったのだが、まだ時間的に余裕があるし、ひと山越えて武蔵横手に降りることにしよう。
  というわけで、林道権現堂線に分け入っていく。峠付近に小さな集落があって、一応道路も舗装されている。車も、10分に1台くらいは通る。だから、あまり「山」という感じではない。それでも、木々が鬱蒼と生い茂る道で、涼しくていい。
【10/5、15:18、95799歩】

  峠付近からの眺め。それなりに、高度があるね。そして、それなりに山深いね。
  武蔵横手側の斜面に、こんな足場が組まれた場所があった。何だろうと思って寄ってみると……
  五常の滝。ここへのアクセスルートとしての足場だったのか。写真では規模が分かりにくいのだけれど、落差は10mくらいある。現在近くに駐車場を整備していて、近い将来にはここまで入ってこられるようになりそうだ。いや、すでに入ってくることはできるのだけど、駐める場所がなかったんだな。
【10/5、16:16、101569歩】

  明るいうちに武蔵横手駅にたどり着けた。さすがに山の中で陽が暮れると少々焦るので、ホッとひと安心。昨日・今日の累計歩数も、なんとか10万歩を超えた。
  おまけ。武蔵横手駅構内の貼り紙。こんなところでも、クマが出るんですね。そういえば、道中で3人ほどのハイカーを追い越したけど、皆さん鈴やラジオを携えていたな。大声で歌いながら歩いている人もいた。何も考えずに、街なかを歩くのと同じ感覚で歩いていた私は、世間知らずということになるのかな。舗装路だし、わずかながらも集落があるところだし、ちょっと腑に落ちないんだけど。

戻ります。