倉庫129:風雲告急湯西川再取材ツアー

  温泉をテーマにした単行本の取材活動も、そろそろ終盤戦。遠方がちょっと残っているけど、近場は穴埋めのような取材旅行になります。あとは、一度行ったけどもう一回行かなければならなくなったところなど。単行本を書くたびに発生する「再取材」。これ、事前にスケジュールに組み込んでおけない部分なので、発生すると結構焦ります。
  まずやって来たのは、高崎。上信電鉄南高崎駅近くの「さくらの湯」を取材。公式取材なので詳細は省きますが、上信電鉄ののどかなムードに癒やされました。
  移動の途中で、北藤岡駅近くの「山田うどん」に寄ります。ミニかき揚げ丼セットを注文。山田のかき揚げ丼は、他店ではほとんどお目にかかれない玉子とじなので、たまに入るとつい食べたくなります。が、今回はちょっとがっかり。小さな写真でもわかるでしょうね、かき揚げ丼の盛りつけが乱れています。一度作ったものを掘り返したような感じ。店員さん、ミスするのはしょうがないとして、ひとこと詫びくらい入れてよね。
  栃木県の道の駅「湯西川」に併設された日帰り温泉「湯の郷」にやって来ました。こちらが、再取材地。前回訪問時には、ボイラー故障のため臨時休業だったので。泡を食っての再取材です。今回は、無事に入浴できました。小さいながらも露天風呂があり、客数が少ないこともあってのんびりできました。
  道の駅の駐車場前から望む、五十里湖と野岩鉄道の鉄橋。何回来ても飽きない、鉄道の絶景です。五十里湖は人造ダム湖なので、季節によって水位が全然違います。今回は、だいぶ水量が少ないですね。橋脚の根元まで見えています。そろそろ梅雨本番なので、これから水かさが増えていくのでしょう。
  無料の足湯もあります。これが24時間使えるとありがたいのですが、夜間はお湯が抜かれてしまいます。
  夜のうちに秩父まで移動して、翌朝は西武秩父駅前温泉「祭の湯」を取材。かつての仲見世通りが、こんなに立派な施設に生まれ変わりました。仲見世通りのちょっと鄙びた雰囲気が大好きだった私としては、複雑な思いもあるのですが。ちなみにこの施設、金・土・祝前日は簡易宿泊が可能です。一度、泊まりで利用してみたいな。健康ランド大好き人間ですから。
  仲見世通りはなくなってしまいましたが、「祭の湯」に併設される形で、土産物店が装い新たにオープンしています。もちろん、入館料等は必要ありません。大きな提灯をぶら下げるなど、「和」のテイストを色濃く出しているあたり、好感が持てます。
  大規模なフードコートも新設されました。こちらも、和テイストですね。規模が大きくて客数も多いだけに、店(受渡口)と席が離れてしまうことが多く、持ち運びが若干面倒ですが。席間の通路をもう少し広くとれればよかったかなと感じます。
  そば・うどんのコーナーもありました。くるみだれざるそばをいただきます。麺はプリッとした食感の太麺で、微妙に太さが揃っていない乱切りタイプ。大きめの星がたくさんみられ、時折歯にガリッと触ります。ちょっと好き嫌いが分かれる麺かも。くるみだれは、そばつゆとしっかり混ぜ合わせていて分離していないタイプ。クリーミーですね。あまり苦くはないですが、別添えの細かく砕いたクルミを加えると、ぐっとビターになります。ネギとワサビは、使い方をよく考えて。最初に全部入れてしまうのは論外です。
  予定の取材が全部終わり、まだ少し時間が早かったので、花園まで移動してから少し歩きます。道中、明戸駅近くでこの店に立ち寄りました。ここ、懐かしい自販機をたくさん揃えたドライブインで、そば・うどんの自販機もあったんです。駅から近いし、食べておくべきかなと思って。しかし、残念ながら閉店していました。高看板だけが空しく残っている状態で、本屋は別の店になっています。
  熊谷まで歩き、「いろり庵きらく」の中華そばで締めました。どうってことない一杯ですが、価格が安いので、それなりに満足。最近は、ラーメンが食べたくなっても駅そばに駆け込んでいます。丼ものや定食が食べたくなっても、駅そばへ。吉野家とか大戸屋とか、行かなくなったなぁ。完全に職業病ですな。
  熊谷から出発地の小前田駅までは、秩父鉄道で。秩父鉄道、急行があるんですね。それほど便が多い路線ではないから、鈍行との接続もあまりなく、どれほど必要性があるのかは疑問なのですが。「秩父路」なんていう名前が付いていると、よけいに乗ってみたくなるものです。

戻ります。