倉庫117:あぶくまブギウギ取材ツアー

  日帰りの慌ただしい旅です。青春18きっぷで北上し、まずは郡山駅。既食店の「郡山幹線そば処」で、イカ天そばをいただきます。この店、麺もつゆも好きなんですけどね、両者のマッチングが個人的にはちょっと。美味しいのに、「なんか残念」と感じる一杯です。
  生涯初の、阿武隈急行乗車です。福島駅での乗り換えが、ちょっと不便。中間改札を通る必要があるのはしょうがないとして、距離感をもうちょっとどうにかできないものなのかなと思います。一度JR改札を出てしまうと、さらに遠くなります。駅舎を出て、左へ延々と歩かされます。中間改札での乗り換えができますので、「松月庵」などに寄るのでなければ、JR改札は出ない方が賢明です。
  やって来たのは、角田駅。阿武隈急行線の中間駅の中では、もっとも規模の大きな駅です。駅舎も、立派。
  公式取材だったのでこの場では多くを語りませんが、駅舎内の喫茶コーナーでかき揚げそばを食べるのが、今回の旅の最大の目的でした。ここも既食店なんですけどね、こういう機会でもないとなかなか再訪しづらい駅なので、まぁいい口実になったかなと。強烈なインパクトがあるわけではありませんが、ホッと安心する素朴な一杯でした。
  梅ジャムをトッピングした「むうソフト」もいただきます。梅ジャムは自家製だそうで、角田駅ホーム脇に植えられている梅の木の実を使って作っているそうです。甘さを抑えてあり、ほんのりとした甘酸っぱさを楽しめます。これもすごく、素朴な味でした。
  盆には、こんなメッセージが。観光協会が運営する店らしい部分ですね。
  こちらが、その梅の木。スイーツメニューに使うのももちろんいいと思いますが、個人的にはそばメニューにも応用できないかなと思ってしまいます。梅干しには向かない品種なのかな?
  帰り際に、阿武隈急行沿線で駅そばがあることが分かっている駅に寄ってみるのですが、どちらも空振りでした。やながわ希望の森公園前駅には、餅屋さんが営むそば店があります。しかし、入口のドアに「本日は終了しました」の札が。無念なり。
  梁川駅に入居している手打ちそば店も、時間外で実食できませんでした。こちらは値段が高い店ですが、簡素な造りは駅そばそのもの。駅そば認定して問題ない店だと思います。こちらも、後日再訪ですね。
  未食店をこまめに潰しながら、帰途につきます。まずは、安達駅から徒歩4分ほどのところにあるベイシア安達店内の、「ピクニックコート」。いわゆるフードコートそばで、特段の感慨のない一杯なのですが、地方にしては値段が安い(たぬきそば290円)ので、軽く小腹を満たすにはちょうどいいです。
  気まぐれでフライドポテトも注文。押し出し成型の、いわゆる「ラスポテト」が出てきてびっくりしました。これを出す店、まだあったんですね。
  最後の一杯は、宇都宮駅新幹線改札内の「いろり庵きらく」です。都内の店舗で食べるのとなんら変わらない一杯。旅感は微塵もありませんが、ちょい飲みを実施している店舗で、周囲に飲み客が多かったので、ちょっと異質に感じました。禁煙・喫煙で席が分かれています。新幹線改札内の店舗ならではの光景でしょうか。生ビールを飲みたい衝動をぐっと堪えて、家路についたのでした。

戻ります。