倉庫102:ぶらり房総MESツアー

  今回は、日帰りの小さな小さな旅です。単行本を執筆するにあたって、どうしても道の駅「和田浦WA・O!」へ行かなければならなかったので、青春18きっぷでサクッと行ってきました。車で行ってもよかったんですけどね、和田浦駅から徒歩5分くらいのところなので。
  こちら、「和田浦WA・O!」のシンボルとも言える、クジラの骨格標本。そう、ここはクジラの特産地なんですね。
  物産館に入ると、クジラ関連の商品がズラリと並んでいます。土産用のものからその場で食べられる惣菜・弁当類まで。とりあえず関東でクジラを食べたくなったら、ここへ行っておけば間違いないです。
  私が試してみたのは、くじらコロッケ。150円とリーズナブルなので気軽に試せます。
  外はサクッと、中はフワッと。とても美味しいコロッケでした。クジラ肉のミンチが入っていて、やっぱり少し独特な臭気があります。でもそんなにきつい感じではないので、誰でも食べられるでしょう。
  こちらは、少し上級者向けの一品。ご飯の上にツチクジラのカツを乗せ、海苔で巻いたもの。「くじらカツ寿司」とでも呼びたくなるようなビジュアルですが、酢飯ではないので「寿司」ではありません。どちらかというと、「天むす」のクジラバージョンという感じ。
  肉厚のクジラ肉を使っているので、結構臭気が強いです。カツとご飯に間に大葉を1枚挟んであるのは、臭い消しのためでしょう。
  私はこのような臭気のある肉が平気な方なので問題なく完食できましたが、ダメな人も結構多そう。お値段、280円。そこそこします。
  さて、ここから先は駅そば巡りを。安房鴨川駅前に「両國」という店があることはだいぶ前から知っていたので、行ってみます。だいぶ前から知っていたのに未食ということは、行けども行けども営業していないということ。今回も、やっていませんでした。間口の内側にしまわれた暖簾の綺麗さからして、「完全に廃墟」という感じではないんですよね。だから、ついつい「もしかしたら今度は食べられるんじゃないか」と思って、何度もトライしてはガッカリ、を繰り返しています。
  駅の裏手にイオンがあったので覗いてみるも、スタンド系のそば店はナシ。うぅむ、撤収するしかないか……と思いつつ付近をブラブラしていたら、たまたまこの店を見つけました。点目は、「両國」。なんと、駅前の廃墟と同じ店名ではないか! こちらはしっかりと営業していました。駅前は車を駐めるスペースがないので、こちらに移転してきたということでしょうか。実際、結構賑わっていましたが、その大半が車で食べに来ている人でした。
  無事、たぬきそばにありつきました。「駅そば」というよりは「食堂」、「食堂」というよりは「飯場」というイメージの店。客は、屈強な猛者ばかり。私のような余所者は、なんとなく雰囲気に気圧されて窓際に追いやられ、音を立てずにチュルチュルと。
  たぬきの油がきつそうな色合いですが、食べてみるとそんなことはありません。オキアミの風味もあって、最後まで飽きずに美味しくいただけました。
  帰りがけに、既食店の再訪を2軒ほど。1軒目は、成田駅「成田駅そば」で、たぬきそば。店名は変わっていませんが、中身は完全にNRE化されましたね。「いろり庵きらく」と「あじさい茶屋」からパーツを寄せ集めて作ったような1杯でした。
  都心を通り抜けて、神奈川県は伊勢佐木町の「富士そば」伊勢佐木モール店へ。未食だと思ってわざわざ行ったのですが、後でデータベースを照会したら既食でした。完全に徒労ですね。どうってことない、「富士そば」スタンダードなたぬきそばでした。まぁ、青春18きっぷなので、交通費が余計にかかったわけではないし、こんなもんだ。

戻ります。